アナログ Cメーターの製作

今どきアナログでもあるまい、などと思うかもしれませんが、可変コンデンサーなどの変化を直視できる方法があれば大変便利です。
デジタル式では、ただ単に数字が変わるだけで、直感的な把握には不向きな気がします。

と言うわけで、部品箱の中から使えそうなICをチョイスして製作してみました。


アナログ・Cメーター 回路図

コンデンサーに流れる交流電流を元にアナログ・メーターを振らせる方式で、ごく普通のやり方です。

CMOSを使用したため、回路電流は大変少ないです。

簡単な回路構成ですが、その精度はいかほどなのか?
気になりますよね。




測定精度の確認 デジタル Vs アナログ

巷で人気のあるCメーターを比較用にしました。

測定コンデンサの値は、15pFです。
どの機器も、ほぼ同一な値を示してくれました。

大昔活躍したアナログ・テスターを改造したCメーターですが、我ながら良いスタイルに仕上がったと思います。
バリコンなどの可変容量コンデンサを測定してみると、アナログの良さが理解出来ることでしょう。


ちなみに、バリキャップ・ダイオードの容量変化値も直読出来ました。
デジタルでは把握できないアナログの世界ですね。

これで今では使わなくなってしまったアナログ・テスターも息を吹き返し、新たな測定器として大活躍してくれそうです。

めでたしめでたし。

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