シリコン検出 放射線測定器 環境放射能測定


未だに左往右往が続く福島第一原発。
そして、福島県内の放射能汚染問題。

すべてが議論のみの行動無しの状態だ。
数少ない除染作業もピンポイントの作業のみだ。
風が吹いたら元の木阿弥になるのは目に見えているのだが・・・・。

広大な山林など人的作業では不可能だという事を理解していない。

風が吹いたら、、、雨が降ったら、、、、。
どうなるかは子供にも理解出来そうなものだが。

しかし、数少ない企業は頑張っていますね。
原発利害関係の少ない企業の努力には頭が下がります。

以前入手していた秋月のシリコンPINフォト・ダイオード仕様のガイガー・カウンターと同じような動作原理を持つ製品がエステー株式会社から製品化されていましたので購入してみました。
第一印象は、非常に高感度という印象を持ちました。


Si PIN 検出器仕様 放射線測定器の比較

秋月のキットと、エステー製品との比較

動作させてみた感じでは同じような挙動が見られた為、どうやら同じような回路構成だと思われます。
検出器からの信号増幅が極端に高いた為にちょっとした振動にも反応してしまうようです。

使用されているパーツの電荷の変化まで増幅されている感じを受けます。
ただし、静かに動作させればかなり正確な数値となるようです。



今回測定した時点で、室内に於いて1.24μSでした。
冬季時にはかなりレベルが下がったのですが、やはり、雪が積もったための一時的低下と考えられます。
今は春、山岳地帯から膨大な量の花粉が飛んできています。
それに伴い、放射線の量も増大しているのでしよう。
放射線から逃れる術は、遠くに行くしか無いようですね。
もしくは、半減期である時間に任せるとか。(セシウムの半減期30~40年)
それでも、半減値ですょ。
1/4になるには、半減期の倍の時間が必要です。

エステーの製品に付属していた説明が参考になる為に忘れない為にも残しておきます。

















































































































































































































各所色々な意見があり、賛否両論を繰り返しています。
その立場ごとの意見でも有り得ることの現実も露呈した事件です。
事件と言っても、刑事事件には未だ成っていません。
おかしな事に、地域住民が自ら放射能汚染物質(庭の土など)を処理しようとすれば、即、刑事事件として取り締まる、という行政機関の取り組み方なのです。

非常におかしく感じますね。

東電には責任追及すらせず、それどころか、原発廃炉作業など第6次下請け業者が行っているのが現実の姿です。
それどころか、その下請け業者の所在地も不明な幽霊事業者へと依頼されているのです。
これではマトモナ作業など夢のまた夢でしょうね。

現地に住んでいるからこそ、見えてくる真実があるのです。

楽観的見地を繰り広げる人々の同一意見には、自然界での放射能と比較して、、、。という件が多く見られますが、これなども自然界の放射能核と、人工放射能物質核では、まるっきり性質が違ってくるのですがその点などにはまったく触れもしていないのが現状です。

あぁ~っ、まいったまいった。
何の為の税金なんだろうか?
などと、このごろ考えるようになった。

現在、オモチャのロボット開発に税金で約1000億円が出されているようですが・・・。
開発されたのは単純動作ロボットのみ。
これに関わっている企業はボロ儲けでしょうね~っ、きっと。
以前は、原発関連、今は、廃炉関連・・・。
どちらに向いても儲け話が付いてくる。

原発の安全神話、流行語のように連呼されました。
世界一安全な原発管理という政府の思考にはまだまだ信頼性すらないでしょうね。

なぜなら、この頃、福島第一原発内に於いて汚染水漏れ事故が連日続いています。

そこに携わった原発管理者の意見がTV報道されていました。
汚染水プールが水漏れを起こすはずが無い!!!! だそうです。

しかし、連日のように汚染水が複数箇所で漏れているのです。

原発の安全神話と何も変わらない思考パターンですね。

理論だけお勉強した、高度な理屈をこねる技術者のようでもあります。
ハンダもろくに握ったことの無い机上の空論が好きな理論派技師なのでしょう。

これが原発事故から2年目を迎えた原発を取り巻く現実の姿です。
意識感覚を強く求めたいものです。


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