ZTF彗星 5万年ぶり一期一会の天体ショー

 

石器時代となる、5万年前に地球に接近したZTF彗星が人類最後のお目見えとなりました。

ちなみに、尾瀬沼が出来たのも5万年前という同時期ですね。

これで最後、一期一会の出会いです。

後は、遠くに飛んで行ったっきり、、、と、なるようです。

この機会を逃すまいと毎夜、極寒の冬空中、天を見上げ続けています。 が、しかし。

とにかく寒い・・・・。

両手の指先の感覚が利かなくなり、ついには風邪ぎみになったり・・・・。

これって、もしや、コロナ??? かな???  などと。

北国での野外天体観望には、とにかく強靭な忍耐力が試されますねぇ。


Z T F  彗星



独特な発色をもつZTF彗星、緑色に光り輝く様には何となく、神秘性を感じてしまいます。
彗星が持つ含有性によって放たれるスペクトルが決まるので、何やら希少物質の感じがしますね。


火星近辺のZTF彗星からオリオン座まで 



ZTF彗星を中心(その下には火星が映っています。)に夜空の天体地図の様子を流し見してみました。
超高感度ビデオでの撮影ですが、星々の輝きを重視した為に、感度を少し落としていますが瞬く星々の様子は映し出されていると思います。


ZTF彗星 付近に出現した流れ星


極寒の真冬での天体観望は決して楽しいモノではありませんが、超好感度ビデオに珍しい映像が映っていました。

映像の中心に緑色に輝くZTF彗星が映っていますが、その少し上から突然、音もなく流れ星が流れていきました。

動画編集後のこの映像では、さほど流れてはいない様に映っていますが、オリジナル映像には、光始め(流れ星出現点)と、光量減衰(流れ星消滅点)とが、しっかり映し出されておりました。


ハッブル宇宙望遠鏡に始まり、今や、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡での観測が可能となりました。

ハッブルでの観測で間違い憶測を呼んだ、例の深宇宙、ビッグバンに限りなく近い時間軸からの画像が、今回のジェームズ望遠鏡で、それが正しかった事が現実的に解ったのです。

135億光年からの銀河星雲が新たに見つかり、天文学者の間に物議を読んでいるようです。

驚くことに、320億光年離れた星が見つかってしまっています。

不思議に思いますが、それが現実のようです。

ちょうど、ガリレオ・ガリレイの地動説 Vs 天動説 と何やら似ている気がします。

俄かに囁きだしてきた、ビッグ・バン否定論。

そして、マイクロ・ブラック・ホールの信憑性の高まり。

ダーク・エネルギーとは、ブラックホール由来であるようなのです。

それらのたどり着く地点とは、無限宇宙論のようです。

つまり、我々の居る、この宇宙とはまた違った宇宙が無限に存在している、という事のようです。

宇宙とは、単に一つの泡でしかなく、沢山の泡が他に無数に存在している、という事だそうです。

物理学でのビッグ・バン理論、そして、今、まさに量子学での考察が進められているようでビッグ・バンへの信憑性が揺らぎだしています。

技術が向上し、それらを実証可能とする事が出来るようになれば、自ずと宇宙論も変化していくのでしょうね。

また、天の川に観られる我々が住んでいる銀河、いて座Aスターに存在する巨大ブラックホールを中心とする巨大な銀河ですが、これがジェット機と同じ程度の速度で銀河全体が移動しているようなのです。

ちなみに、天の川銀河団の渦巻きは、秒速 200Km/S という、とてつもないスピードで回り続けているようですが、体感出来てますか?

加えることに、全ての星々が、グレート・アクターに向かって移動しているそうです。

いずれ、どうなってしまうのか? 興味が尽きません。

ちなみに、我々の存在する宇宙の端から端までの大きさは、930億光年だそうです。

ビック・バンは、138億年とされていますが、それを単純に当てはめると、今ある宇宙の端から端までは、138憶年×2倍 で、約276億年でしかなくなります。

絶対的理論での矛盾が、今、まさに浮かび上がってきているようです。

そぅそぅ、電子ジャンク・ジャーキーとしては、深宇宙では欠かせない電波である、21cm波長波なども気にかかる要素ですねぇ。

そんな事を考えていると、夜も 眠れなくなってしまいますねぇ。


光の超々高速撮影図


この映像は、アメリカの某研究所が実験した実際の映像を元に、動く図解を示しました。

なんと!!!!

秒速30万Kmの光のパルスを観測した超々高速度カメラの映像です。

今や、こんなことまで実験出来る技術レベルに成っているんですねぇ。

そして、光の映像化など単なるデモンストレーションとばかりに研究者たちは、その後の光制御に取り組んでいると言うのです。

なんと なんと!!!! 光の速度を遅くする研究を日夜、行っているというのです。

とりあえずの目標値は、自転車程度のスピードまで光を遅くする、事だそうです。

この研究に携わっている人たち、一同、光は遅い という共通認識があるようなのですが、驚くしかありません。

いやはや、世界は広いし、人間って、無限なんだなぁ、などと、関心させられます。


光子伝達速度の変化


ちなみに、光子の伝達速度変化を実際に実験したモノを図解してみました。

30万Kmで進行する光子が、冷却された、ある物質を通過しようとすると、速度が23万Km~26万Kmにまで減速し、そしてまた、そこを通過してしまうと、元の光子の速度である30万Kmに自然的に戻る、ということらしいです。

加速するエネルギーすら無い光子が元の速度へと戻る不思議さに興味が湧いてきますね。


残るのは、グラビティ つまり重力ですね。

時間軸など無関係、異次元間にエネルギーを伝達可能な唯一のモノですね。

知識を知っているだけの教授のなんと多いことか、、、、、、。

これじゃぁ、発見など到底無理でしょうねぇ。

革新的発明など 夢の また 夢物語 ですょ。

日本の 最新式ロケット H3 ですが、またまた、不具合にて発射中止となりましたねぇ。

低価格を実現する為の最新式ロケット・エンジンを搭載した初めてのロケットです。

功績を得る為に、あまりにも急ぎすぎたのではないでしようか? などと。

何やら技術集団の渦中に 名誉欲の強い人たちがいそうな気がしてなりませんねぇ。

場違いの 天下り人など 居ないとは思いますが、、、、、。

どうなんでしよう?

技術畑を トボトボと歩んできた経験上、何となく悪臭が漂っていそうな気がします。

技術って、精神論など通用しませんからねぇ。

地政学的観点から、過去に叩かれ衰退した、エレクトロニクス分野の日本国内で製造するという、世界規模の構想がスタートしそうです。 ・・・・がっ。

ここにも官庁以下、公的経験者集団が手ぐすね引いて、旨い汁を吸おうと策略している影が密かに忍び寄ってきているようですょ。  まったくねぇ、凝りもせずに。

自称、賢い上級国民と自負している、お偉いお方なら、自ら率先して立ち上げ、公金に頼るのではなく、国民のために、税金をより多く納税する行動をするべきでは???

なにせ、賢い、お偉い方なのですから。 生涯、公金に頼りすぎですねぇ。

言ってることと、やってることが真逆、チャランポランですよねぇ。

某大手企業からも、その忍び寄る影を警戒し、問題視する意見が、ようやく日本でも表立って表明出来るように成ったことは、嬉しい限りです。

口だけは ご立派なお偉い人たちが多くなった日本国に 危惧を抱かざるを得ません。

若い人たちには、自分の信じた道を うるさい外野に邪魔されずに 堂々と突き進んでもらいたいものです。


晩秋の ISS 国際宇宙ステーション

季節も晩秋となり、肌寒い日々が続いています。

しかし、これからの季節は天体観測の好季節。

そんな訳で、いつもながらの天体観望を楽しんでいたところ、ISS 国際宇宙ステーションが西の空からゆっくりと現れ、等級を上げながら徐々に高度も上げ、音もなく通過している姿を観ていましたので、その時の映像をば。


単なる好奇心での映像なので、厳しい突っ込みは無しで。。。 

ISS 国際宇宙ステーション

だいたい、こんな感じで、いつも飛来しています。

天候に恵まれれば、より望遠で撮ることが可能となりますが、肉眼の見え方の再現として、今回は意識的に、このように撮影しました。

望遠鏡で見ると、大きな太陽光パネルが開いている姿を見ることも可能ですょ。

天体観測が趣味の方なら判ると思いますが、肉眼では確認できないような、淡い人口衛星がいくつも見ることが出来ます。

ゆっくり動いているものや、とにかくスピード・アップしている衛星などもあり、興味は尽きません。

なお、今回のビデオ撮影では、超々高感度のシロモノを用いて撮影したので、だいぶ露出を絞ってはいるのですが、それでも天体にある星々も映り込んでいました。

でも、高感度ビデオということで、手持ち撮影したのですが映像がブレブレになってしまいました。

やはり、しっかりした三脚は使うべきですね。


周波数---波長 早見表

いゃはゃ、第一次コロナが下火になったと思ったら今度は変異ウィルスの猛威到来。

 半強制デスクワークの日々がもう少し続きそうです。

足腰の衰えが実感できるまでに体力低下が著しい昨今、お頭の中にも変化が見られそうです。


以前なら頭の中で ピンッ!!! と閃いたモノも今では中々どうして・・・・。

アンテナなどの製作にも役立つ 周波数と波長との関係を早見表として挙げておきます。

これを見れば一目瞭然だと思います。



一覧表にして見てみれば、何かが想像出来そうな予感が湧いてきます。

光でさえ、電磁波と同様に波の変化によって、その性質が激変します。

最近、流行のレジン液を硬化させる為のUVライトなどの波長も追加しました。

レジンの硬化にはUV-Aが最適とされ、紫外線LEDなどでは365nmのLEDが利用されているようです。

また、昨今話題となっている、ナノ半導体製造に欠かすことのできない、EUV 極端紫外線 である、13.5nm波長など、ほぼ、レントゲン領域ですね。

いずれ近い将来的には、より極超紫外線、Xレントゲン線を活用する時代が来るんでしょうね。


昨今、大いなる話題性のある、量子コンピューター。

最近、超電導ではなく、シリコン素材によってその製造の可能性が実証されたという報告が出てきていますので、益々、その変化スピードに拍車が掛かりそうな勢いを感じます。

真空管が電子工学書を占めていた時代から、量子科学の時代へと激変する様を見届けねば!!!!!

現在の最新型スーパー・コンピューターで10万年かかる計算も、量子コンピューターでは、わずか2時間で結果を出せるようですが、世の中いったいどこまでいくのやら。

長生き出来ますように お祈りしましょう!!!!


3Dプリンター カメラ三脚プレートの製作


コロナ禍の昨今、孤独な行動を強いられる時代背景となっていますが、一日も早くコロナ撲滅を願いたいものです。

このような環境でも人間とは、何と無意味な行動を無意識に行ってしまうものかとつくづく・・・・。

という訳で、ご多分に漏れず、一人でも楽しめる心身の洗濯を兼ねて景色の良い所で写真撮影でもしてみようという事になったのは良いのですが、カメラ三脚のカメラ取付プレートが行方不明に・・・・。

はて??? どこに仕舞ったのか、とんと覚えていない・・・・。

コロナよりも我がお頭の方が・・・・・・。

時は金成 !!!!! 

とばかりに、手持ちの3Dプリンターでカメラプレートを作る事にしました。


複雑な所は割愛し、機能優先です。(面倒なので・・・・。)



自動車にいつも積んでいるカメラ三脚です。


写真ではカメラプレートが付いていますが、これは借り物です。

高級な三脚では無いものの、携帯するにはもってこいのシロモノとして常に常備しています。

写真に写っている、カメラプレート台座をコピーし、製作してみます。


AutoDesk Fusion 360 にてプレート製図


AutoDesk Fusion 360 で製図出来たら、stl形式にてPC上へファイルを保存しておきます。

以前とは違い、どうもファイルの保存・ダウンロードがだいぶ遅くなっているようです。


3Dプリンター付属ソフトにてGcord変換


ここは単純に、stl 形式の3Dファイルを Gcord 形式へと変換するだけです。

ただ、今までの経緯から3Dプリンターの台座の温度を 100℃から 75℃へと変更しています。

低温かとは思いましたが、ほぼ同じような動作が期待できますのでOKとしました。


オリジナルとの比較


オリジナルのカメラ台座プレートには、マイナスドライバーのネジが付属しているのですが、これが厄介この上ないので、新たに製作したプレートには、指でネジを回せるように取っ手の付いたネジを付けてみました。

また、台座プレートの面積もオリジナルよりも少々大きく仕上げています。

近頃、3Dプリンターばかりいじり倒しているせいか、見るもの全てにどうすれば設計出来るか、などと妄想しています。

3Dプリンターの設計を楽しみながら学べる良い時代になったものだと、つくづく思っています。

コロナ禍でも負けずに 頑張りましょう!!!!!!

何かを学ぶには良い時かもしれません。


3D Printer プラ・ケースBox 試作

 

低価格な3D Printer の3Dプリント品質が思った以上に上出来だったもので、少しばかり意地悪してみました。


一昔(数年前)の 3D Printer では今回の様な造形物に対して不満の残る結果と成っていました。

さて、早速、設計から始めましょう。

設計・製図には、お決まりの Autodesk Fusion 360 を使いました。


Autodesk Fusion 360 での製図



とても簡単に設計・製図することが出来る、優れものです。

当初、始めのころに設計したボックスは、勉強も兼ねて、ことのほか複雑に設計した為、汎用性が失われてしまい、使い回しがとても難しいシロモノと成ってしまった経緯から、市販のプラ・ケースのような、単なるボックスとしました。

後で穴を開けたりする事など簡単に出来ますので、汎用性・重視です。

今回の意地悪・設計とは、ケースの蓋を固定するビス・取り付け支柱と、それの小さな穴が宙に浮いている所です。

設計時には、当然、すべてのパーツを一体化してはいるものの、果たして、低価格 3D Printer がそれらを上手く造形出来るのかどうかを見て観たかったために意識的に宙に浮いている格好としています。


とりあえず、設計・製図が済んだら、3D Printer がプリント出来るようにコード・変換を行います。


3D Printer 付属のソフトにて GCode 変換


付属ソフトでGCode変換するのですが、ここでも製図した大きさを変化させられます。

各種 3D Printer の機器設定も同時に行います。

設定が済んだデーターをSDカードへ、コピーし、3D Printer へ差し込みます。


3D Print で出来上がった 汎用BOX


どうでしょうか?

宙に浮いている、蓋を留める支柱と、その中にある小さな穴までもしっかりと造形していました。

いやはや、何というか、僅か1万円台の 3D Printer の方が一昔の高価な 3D Printer よりも造形物の各面の綺麗さ、そして何よりも宙に浮いている支柱が垂れていない事に驚きました。

時代の流れが、激流の様な気がしています。

まったくもって、いやはや、です。


3D Print 用の設計・製図のコツは、とにかく判らずとも弄り回す、これが現実のような気がしています。

バージョンの少しの違いで、書籍に書かれている解説文がまったく違っている事など、しばしばです。

それほどまでに時代の流れが急すぎるのかも知れませんが、とにかく体に覚えさせることが先決の様な気がしています。

残るは、個々人の想像力のみです。

今回の 意地悪な設計・製図の造形物も、今では何ら問題もなく 3D Print 出来てしまうという事が判ったので、それらを念頭に今までは躊躇していた造形物なども設計・製図をしていこうと思います。

これで何かを自作しても、ケース探しをしないで済むので助かります。

これが一番です、が、造形完成までの時間が掛かりすぎる事がたまにキズですね。


低価格 3D プリンター の実力テスト


世は正に 日進月歩。

何と!!!! 3D Printer が 1万円台になってしまいました。

試さない手は 無いですね。

3D Printer が出始めた当時は、一台 10万円超が当たり前でした。

それも、基本的動作のシロモノばかりでした。

それが今や、至れり尽くせり・機能満載、そして、何より機構部がしっかり作り込まれています。

これだけのモノが、何と1万円台になってしまいました。

個人用 3D Printer が登場し始めてさほど時は過ぎていないのですが、世界の時計の進み具合は、光速の如し、ですねぇ。


低価格 3D Printer  3DP180


以前、すべて組み立てなければならなかった、CNC・レーザー加工機とは比べ物にならないほどに、半完成品という形で送られてきました。

ほぼ、組み立てという作業は不必要なほどでした。


3D Printer の動作チェックと土台の微調整


ネジを二つ三つ、しっかり取り付け、絞めれば完成でした。

まっ、毎度ながら、中華製なので、全体的に確認作業は怠りはしませんでした。


3D Print用 素材の各種設定


各種3Dソフトにて製作した stl 形式の素材を付属ソフトに読み込ませ、3D Printerの各種設定項目に各々の設定数値を入力します。

それが済んだら、GCode形式にてファイルを出力します。

それをCFカード・メモリーにコピーして、3D Printerへ差し込み読み込ませます。

ちなみに、始めから付属している素材には単純なモノばかりだったので、以前製作しておいた素材を読み込ませてみました。


 3D Printer 実働・動作テスト


実際に稼働している様子です。

大体、16cmほどの大きさにしましたが、印刷終了まで 約3時間ほど掛かりました。

猛暑の中、室内でベッド台座を100℃に温め、噴出ノズルの温度設定を220℃にしていた為に、離れていても 3D Printer からの熱気がヒシヒシと伝わってきました。

冬には暖房機になりそうです。


出来上がった 3D Printer テスト素材


観て判るように、造形の傾きが著しい胸から肩にかけての支柱の無い素材であるが故の、ギザギザ感は出てしまいました。

20万円超の 3D Printer でなら、そこも難なく綺麗な造形をしてくれるのですが。

まっ、1万円台にしては上々の仕上がりでした。

これらを解消・解決するのであれば、噴出ノズルへの効果的冷却が一番効果がありますが、

購入したての 3D Printer の実力を観て観たかったために無改造での印刷としました。


この様に、とても手ごろな価格帯にまでなってしまった 3D Printer を活用しない手はないですね。

ただ、3D Print する為のデーターの作成が、ことのほか面倒ですが、諦めないで食いついてもらいたいものだと思っています。

もはや、世の中、セルフ・インダストリーの世界に成っています。

その効果からか、開発スピードが 凄まじい速さに成ってしまっています。

この 3D Printer での基本的な注意としては、X-Y軸がベルト駆動となっていますので、この機器の近くでは、柑橘系の果物などは食べないようにしましょう。

ベルトの素材に悪影響を及ぼしかねませんので。

注意事項の基本中の基本なのですが、どのメーカーのものでも、それらは書かれておりませんのでご注意ください。

しかし、3D モデリング や 3D 設計 には、ほとほと手を焼いています。

ど忘れの頻度が高まってきだし、色々な設定項目を操作し続けなければならない 3D 製作は若者向けのような気がしています。



換気扇・時限タイマー


料理を作るときに利用している換気扇ですが、どうも電源の切り忘れが多発しだしてきて朝まで、ブンブン回っている時も しばしばに。

そこで、ガラクタ箱を見渡して、何か良い方法は無いものか? などとパーツを眺める事、数日、そうだ!!!! 時限タイマーを作ろう!!!!!
と、成った訳です。

注意すべき点は、やはり、交流AC100Vを直接制御する為に細心の設計としなければなりません。

そして、時限タイマーの時間は、約10分間にてOFFになるようにしました。
大体が、その時間内で用が済むようなので、それに決めました。

また、それ以上、動作させたい場合も考えられる為に、チョコンっと、押すだけで動作開始するスイッチも設けてみました。


換気扇・時限タイマー回路


ごく単純な簡単な構造にしています。
USB +5V電源は、百均のモノです。
トライアック調光器は、秋月のキットを利用しています。
ソリッドステートリレー(SSR)は、手持ちのモノで、大容量で、勿体ない気もしますが、今使わなければ、何時使う??? という訳です。
簡単に自作したものは、555タイマーICを使ったタイマー回路のみです。


換気扇・時限タイマー・タイマー部回路


大体のタイマー時間を実際にバラック・テストしたところ、上記のような数値となりました。
通常の計算式とはならず、たぶん、コンデンサーの漏れが多いのが原因だと考えています。
回路的には、何ら難しいところもなく、標準的回路です。
追加動作をする、Trを一石利用したリセット部分が、ちょっと違うかもしれませんが、しっかり動作しています。
なんら複雑なところはありません。


換気扇・時限タイマー回路の様子


AC100Vを取り扱うので、組み立て時には十分それらに配慮したレイアウトとしなければ大変危険です。
極力、AC100Vラインを単純結線とし、そしてまた、それらのラインと回路との交わりを避けねばなりません。


換気扇・時限タイマー完成



このようにして出来上がった、換気扇・時限タイマー・ユニットが上記のようなモノです。

中々、便利に活用してくれています。

どうも、年を重ねると、モノ忘れが多発しだしてきたようで、この様な、ど忘れ防止ユニットが必要な気がしています。

換気扇のような、ただ回っているだけのシロモノなら、それほど気にする必要性も無いのかも知れませんが、ガス・コンロのような火を扱う機器には、注意しておく必要がありそうです。
ガス・コンロは、自動で消化するから、などと考えている人たちがいますが、絶対ではありません。

また、時間をみて、ガラクタ箱を覗きながら、何か作ってみようと思っています。

しかし、何かに使える、という事で以前から取り置きしていた、ガラクタたち、どうしようもありません。